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本日紹介する選手は選手です。
クラブ
クロアチア時代
クロアチアのHNKハイデュク・スプリトのユース部門で育成期間を過ごし、2005年から17歳にして同クラブのシニア所属の選手となった。同年すぐにNKイストラ1961にレンタルされプロデビューを果たした。デビューシーズンは12試合出場し3得点をあげる。当時同クラブを率いていたクルノスラフ・ユルチッチ監督は「カリニッチはクロアチアのイブラヒモビッチになれる」と評した。本人はイストラに残ることを希望したが、2006-07シーズンは保有権を持つハイデュク・スプリトの意向でHNKシベニクにレンタルで移籍し、8試合出場、3得点をする。出場機会は限られたものの、同クラブではオールラウンドなプレースタイルと得点能力の高さを垣間見せた。
クロアチアのプロリーグで通用することを証明したカリニッチは、2007-08シーズンからはハイデュク・スプリトにレンタルバックし19歳でファーストチームに所属することになった。レンタルバックした復帰1年目から主力として活躍し、リーグ戦では25試合出場17得点した。このシーズンのリーグ得点王とはならなかったものの、翌年16得点で得点王となったマリオ・マンジュキッチを上回る得点数であり19歳のフォワードとして高く評価された。2008-09シーズンはリーグ戦に28試合に出場15得点をし、前述のマンジュキッチと得点王争いをする活躍をする。シーズン終了後にカリニッチは英国プレミアリーグのポーツマスFCのトライアルを受けるものの、移籍金の面で合意に至らず移籍は破談となった。
ブラックバーン
2009年8月3日、イングランドのブラックバーン・ローヴァーズFCに移籍した[2]。移籍初年度は26試合に出場し2得点をあげる。得点数は少なかったものの主力の一員としてサム・アラダイス監督の構想には入っていたが、翌年監督がスティーブ・キーンに代わると出場機会が減っていった。ブラックバーンの2年間で44試合出場7得点の成績を挙げた。

ドニプロ
2011-12シーズンよりウクライナのドニプロに移籍。4年間82試合出場で34得点。2014-15シーズンにチームはヨーロッパリーグ決勝まで駒を進め、決勝戦でゴールを決めた(試合はセビージャに2-3で敗北)。この活躍が評価され、2015-16シーズンよりACFフィオレンティーナに移籍。
フィオレンティーナ
2015年8月14日に4年契約の完全移籍にてフィオレンティーナに所属することが同クラブの公式サイトにより発表された。同年9月27日に行われたセリエA6節の対インテル戦においてトリプレッタ(3得点)を記録し、フィオレンティーナを16年ぶりのリーグ首位につける勝利(4対1)に大きく貢献した。
代表
世代別代表で得点を量産し、UEFA EURO 2008のメンバーに選ばれると、大会前に行われた2008年5月24日のモルドバ戦でクロアチア代表デビュー。大会本戦ではグループリーグ第3戦のポーランド戦に途中出場した。
2010年11月16日のUEFA EURO 2012予選マルタ戦で代表初得点を記録。2011年2月9日のチェコ戦では初めて2得点を挙げた。
人物
戦術理解度が高く、チームのために献身的な働きができる柔軟なセンターフォワードであると評価されている。前線からの守備や身長の高さを活かしたポストプレーにも優れる。ゴール前では非常に冷静であり、左右の脚を遜色なく使い様々な体勢からシュートを蹴ることが可能である。
エピソード
元ACミランの選手で解説者を務める同胞のズボニミール・ボバンは「若いころのカリニッチは怪物のようだった」と評している。ドニプロを経てフィオレンティーナでの活躍の様子は「成熟し、落ち着きを増してプロフェッショナルとなった」と語っている。
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総合評価
攻撃力【7】
守備力【7】
センス【6】